No.0048_0008
1965(昭和40)年
葬儀を手伝う人は、40~50人
白飯はカマドで薪を使って男性が炊いた。
携帯用のカマドと大鍋は寺から借りてきて曽と庭に据えた。
井戸ポンプ 大鍋 樽 お櫃
〈献立〉
葬儀前:かやくご飯(あげ・人参・里芋・牛蒡・こんにゃく)、豆腐の味噌汁、漬物(みそ汁の豆腐は包丁を使ってはならず、木の杓子で潰した)
墓で穴掘りをしてくれている人には酒、煮物(ぜんまい、ひじき、ひろうす)を持って行った。
埋葬後:煮物(ぜんまい、ひじき、ひろうす)、酢の物(季節の野菜)、白飯
埋葬後の食事を「しあげ」といい、葬儀の手伝いをしてくれた人に葬儀を出した家族と親戚が接待する。